しろうとのメモ

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マイクラの地下鉱石を採掘するのにおすすめの高さ(Java版 Ver.1.20.2 対応)

この記事は以下の記事から採掘関係の内容を切り出し、Ver.1.20.2 に合わせたものである。

ざっくり説明(Ver. 1.18以降)

  • どこか浅いところ(y=96 以下)を掘り進めて石炭を貯めよう。
  • y=16 で鉄を採掘しよう。精錬用の燃料に注意しよう。
  • 鉄のツルハシを量産出来るようになったら y=-54(ダイヤモンド) を狙おう。
  • 必要に応じて y=48 (銅) や y=-16 (金),他の高度の採掘を進めよう。

石炭は、石がむき出しになっている土地や山肌、峡谷や洞窟でも、よく見かけるようになったので、 こまめに回収するだけでも結構貯まるが、実は空洞に触れている部分は埋蔵量が低い。 量を回収したければ y=96 以下の浅めの地下を採掘をしたほうが、石炭は出やすい。 ちょっとした丘や山などがあれば、仮拠点として少し掘るもよし、 ブランチマイニングの練習を兼ねた炭鉱扱いにするもよし、 整地と称して削ってしまうもよし、であろう。 ちなみにオーバーワールドの敵は基本的に明るさが1以上あれば沸かない(1.18以降)ので、 採掘や整地跡には松明をゆるく置いておくとよい。

地上にある海の高さはy=63なので、その高さに近しい平地で石炭を採掘しようとすると、数ブロック下を掘る必要がある。 銅が最も取れる深さはy=48であることを覚えておくと、石炭の出て来る量は若干減るが、銅と石炭を一緒に掘れておすすめである。

当座の燃料や松明の材料は木炭や竹などで代用する、避雷針(銅)などは不要、というのであれば、 いきなり y=16 を目指し、石炭や銅はついで、くらいでもいいかもしれない。

なお、山岳系バイオームの場合、他の高度で石炭などを採掘できる可能性がある。 特殊な分布を含むバイオームや高度については後述する。

詳細説明

1.18 以降の地下資源採掘におすすめの高さは、鉱石の出現割合をもとにピックアップすると、だいたい4つになる。 出現割合が最も高い(先頭に示した)もの以外は、矢印方向に行くほど出現割合が高くなるが、 相対的に他のものの割合が変化するので、せいぜい±1層(高さ±4相当?)増減する程度でよいだろう。

(マグマ溜まりとは異なる)地下マグマ水位はy=-55, 岩盤は y=-60 以下に出現する。

y=0 より高いところの採掘は、石のツルハシでもなんとかなる。 石のツルハシではアイテムが回収できない鉱石(ダイヤモンド鉱石・エメラルド鉱石・金鉱石・レッドストーン鉱石)は、基本的に y=0 以下に存在する。 さらに、y=0 以下になると現れ始める深層岩は、石のおよそ倍の硬さがあり、y=-8以下で完全に石の代わりに置き換わる。 というわけで、ダイヤモンドを狙うのは鉄のツルハシを十分用意出来るようになってからのほうがよいだろう。 もちろんダイヤモンドのツルハシは積極的に作って使うべきだし、エンチャント(効率強化,幸運3,シルクタッチ)も大事な要素になる。

ダイヤモンドの分布は 1.18 において y=16 から y=-64 まで下に行くほど出現割合が増える三角型の分布をするようになったが、 1.20.2 からこれに加えて y=-4 から y=-64 までの一様分布で8個単位で生成、ただし空気に触れる箇所の場合は1/2の確率で無かったことになる、というものが増えた。 そのため、ダイヤモンドの採掘に最も効率的なのは、1.20.2 以降に生成されたチャンクでの地下ブランチマイニング、ということになる。 地下空洞の探索でも見つかる頻度は上がったわけだが『空気に触れる箇所の場合は1/2の確率で無かったことになる』という影響が体感でどれくらいになるかは判然としない。

ラピスラズリの最頻出現高度は y=0 なのだが、他の鉱石の出現割合が下がるなど、あまり割に合わなさそうなので、 y=16, y=-16 の採掘ついでくらい、で丁度いいだろうとは思う。 どうしてもラピスラズリを集中的に狙いたいときは y=0 を攻めるのもよいかもしれない。(ただ、個人的にはこの高度でわざわざ採掘したことがない。)

レッドストーン鉱石もまた深く下がるほど出現割合が高いので、ダイヤモンド鉱石の採掘と合わせて回収しておくとよいだろう。 マルチサーバでのプレイだと、ダイヤモンド鉱石狙いのブラマイ跡に放置されていたりする印象があるので、そのあたりを漁るのもよいかもしれない。

三層型ブランチマイニングのすすめ

ダイヤモンド目的で縦2列を掘るブランチマイニングを行うのであれば、y=-54に加えて、y=-50, y=-58と3層で採掘すると効率が良い。 マグマが流れ込んでくるリスクは下に行くほど高くなるが、発見した際はすぐ数歩退いて自分の足下の一歩先を掘れば、マグマはそこで止まるはずだ。

  • y=-50 は頭上の y=-48 から足下の y=-51 を探索出来る。一歩先の足下が穴になった場合、落下するとマグマである可能性が高い。
  • y=-54 は頭上の y=-52 から足下の y=-55 を探索出来る。一歩先の足下がマグマになる可能性が高い。
  • y=-58 は頭上の y=-56 から足下の y=-59 を探索出来る。前面、上面、側面からマグマが流れ込んでくる可能性が高く、より危険である。
  • y=-60 からは岩盤が出現しはじめるのでダイヤモンドが減ることから、あまり考えなくてもよさそうである。

ブランチマイニングの支線は層ごとに1ブロックずらしておくと、見落としが減るだろう。 いずれにせよ、ブランチマイニング中にダイヤモンド鉱石を見つけたら、その周辺、特に上下の方向を掘り、他の鉱石が隠れていないかよく観察することが大事である。

特殊な分布を含むバイオームや高度について

特殊な分布を含むバイオームや高度は、以下の通りである。

  • 山岳バイオーム(後述)
  • 鍾乳洞(銅の出現量が多い)
  • 高度y=1以上(銅の鉱脈)
  • 高度y=0以下(鉄の鉱脈)

山岳バイオームは、十分な高さを持つ山頂系のバイオーム(尖った山頂、凍った山頂、石だらけの山頂、の3つ)と、 そこまで高くはない斜面系のバイオーム(草地、林、雪の斜面、サクラの林、の4つ)に分類される。 山岳バイオームでは、y=136 以上に丘や山などがあれば石炭鉱石が追加で一様分布するので、 このあたりの高さを採掘してみると石炭が手に入りやすい。

山頂系のバイオームに当たった場合、鉄 y=232 近辺,エメラルド y=224 近辺が狙い目となるが、 この高度は概ね山頂部にあたるため、露出して見える鉱石に比して採取出来る量は意外と少ないかもしれない。 そもそも、ここまで高い山頂部が生成されること自体があまり多くない。 シングルユーザーモードでワールドを作成する際にシングルバイオームで「尖った山頂」だけで作ってみたり、 ノーマルで作ったあとに locates で jagged_peaks, frozen_peaks, stony_peaks を探して回ってみると気づくだろう。

鍾乳洞に限り、銅の出現割合が通常のバイオームより高くなっている。 分布は三角分布であることに変わりないため、 鍾乳洞の近辺で高さ y=46 を採掘すると銅がよく採れる、ということになる。

銅の鉱脈は y=0 以上(54以下?)、鉄の鉱脈は y=0以下(-54以上?)で見つかるものとされている。 鉱脈は空洞生成の影響を受けにくいようで、鍾乳洞や地下洞窟などで見つかりやすい。 地下に大きな空洞を見つけたときは、露出面をよく観察するとよいだろう。 銅の鉱脈であれば花崗岩や銅の原石ブロック、 鉄の鉱脈であれば凝灰岩や鉄の原石ブロック、 を発見出来たらチャンスである。

いずれにせよ、山岳バイオームの中でも十分な高さのある山頂系に当たること自体がレアであること、 鉱脈類は採掘では狙って当てられる気がしないので、運が良ければ見つかるだろうくらいの心構えでよいのかもしれない。

参考:

余談

Ver. 1.17時代までに生成されたチャンクの場合、y=0 以上の高度は昔の分布に従っている。 y=0 より低いところは、サーバがバージョンアップしたときに後から生成されるので、1.18以降の分布に従っている。 つまり 1.17以前からあるワールドについては、ダイヤモンドが存在する層が y=11 にも残っている可能性がある。 周辺の鉱石も石なので採掘が速いという利点はあるが、1.18 以降の y=-54 近辺と比べると分布の割合は低いようだ。 y=11 を掘っていて途中から新しいバージョンのチャンクに入り、一切ダイヤモンドが見えなくなった、なんてこともありえる。 十分にエンチャントされたツルハシがあるのなら、素直に y=-54 のほうを狙うほうが確実かもしれない。

1.16.5 と 1.20.1 でワールドを作成し、255x255x4の領域を鉱石置換法で計測した結果、 1.16.5 の y=11 (y=10~13) では3ワールド試して 307, 299, 327個、1.20.1 の y=-54 (y=-55~-52) では同様に 491, 418, 338個であった。 空洞に当たるとダイヤモンド鉱石を発見出来る割合は下がるらしい。 (1.19以降 /gamerule commandModificationBlockLimit で一度に置換出来るブロック数の上限を引き上げることが出来るので、 鉱石置換法で計測しやすくなった。)

おまけ:精錬のための燃料の話

shirohtoda.hatenablog.jp